vCenter7.0のデベロッパーセンターについて

別件の検証をしている時に気付いたことのメモとして。

 

以前のvCenterではhttps://FQDN/apiexplorer を入力した際に
apiexplorer用のGUI画面へ遷移していましたが、7.0では少し変化しているようです。

 

vCenter6.7 U3との比較

今回はvCenter 6.7 U3とvCenter7.0GAで比較してみました。

 

まずはvCenter6.7U3から。

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(このvCenterはADに入れてないのでFQDNではなく、IP入力になっていますが)

いつものようにapiexplorerへアクセス。

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結果、いつもの画面にログイン。

(当たり前と言えば当たり前ですが、一応比較用として...)

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一方、vCenter7.0側でのログイン。

 

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同じようにブラウザでapiexplorerへのアクセスを試みる。 

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いつもの画面に...と思いきや、vCenterのデベロッパーセンターへリダイレクトされました。

 

 

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では、、、無理やりindex.htmlにログインを試みるとどうなるか...

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やはり、同じようにデベロッパーセンターへリダイレクトされました。

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ちなみにこのデベロッパーセンターはvCenter6.7U3にもあります。

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さてこのデベロッパーセンター画面を比較してみたところ、
いくつか使いやすい追加機能がありましたのでついでに記載。

 

vCenter7.0のデベロッパーセンター画面について

 

vCenter 6.7U3でのデベロッパーセンター画面はこんな感じ。

※ 比較用に、双方ともvCenter関連APIの"VM"で見ています。

 

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一方7.0のデベロッパーセンターはこんな感じ。

 

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一目見ただけで情報量が全然違いますね。

試しにこの画面から GET (/rest)/vcenter/vm を投げてみます。

 

まずは6.7U3のレスポンス画面。

 

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とりあえず期待通りの結果が返ってきている事はわかります。

この従来のTRY IT だけでも結構ありがたいのですが、7.0では強化されていました。

 

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Response項目がマウスクリックできるようになっており、

クリックすると開かれていく...ような形に変わっていますね。

 

これが開発環境の場合はすぐjsonテキストが閲覧できた方がいいようにも思えますが
あくまでこのページはTRYするページという意味合いが強いので
こっちのほうが視覚的にもわかりやすいかなと思います。

 

ちなみにそれぞれの項目に二つアイコンがありますが、
左側の四角いアイコンは"クリップボードへのコピー(いわゆるCtrl+C)"、
下矢印アイコンはjsonファイルのダウンロードでした。

 

押下するとこんなポップアップが開かれます。

 

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このデベロッパーセンターはv7.0で触る事で新しい気づきがありそうなので
色々遊んでみたいと思います。